太刀魚(タチウオ)釣りの仕掛け・ワインド釣法を紹介するハジメのブログ

太刀魚(タチウオ)の釣り方、主にルアーやワインド釣法で爆釣させるメゾットを公開するブログです。

武庫川一文字で101センチの巨大ブリ捕獲!【ライトショアジギング 】

   

武庫川一文字ブリ
こんにちは、HAJIMEです。

久しぶりのブログ更新となりますね。

タチウオシーズンに入る前はバス釣りに転向していたのですが、なんと青物のブリが岸和田一文字で釣れているとのTwitter情報!

「岸和田一文字は行ったことないし、遠いからええか。」

そう思っていたらなんと僕のホームグラウンドである武庫川一文字でもブリの釣果が出ているらしい!

「アングラー多いと思うけど、梅雨になったら雨で渡船休みになるし、いつまでこのフィーバーが続くかわからん!」

「大阪湾でブリとかヤバすぎやろ!」

と言う事で激混みの武庫川一文字(武庫一)にブリを狙ってライトショアジギングに行きました!

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深夜2時半に武庫川一文字に到着

武庫川渡船回数券

1番船に乗るためには駐車場のゲート前で待たないとなかなか乗ることは難しいです。

深夜2時半についてもゲートから150メートルほど離れた位置まで車が止まっており、どれだけブリ狙いの釣り人が多いことか(汗)

前の車が動き出すまで車内で仮眠。

今回はタチウオチャレンジで入賞した時の商品、渡船無料券かあるのでタダで武庫川渡船を利用出来ます。

1DAYトーナメントと一ヶ月の期間の2本のタチウオの長さ勝負があります。

優勝した方は年パスなので羨ましいですよね。
その時の記事はこちらです。
タチウオチャレンジ1DAYトーナメントに出場!武庫川一文字

興味のある方は今年も11月に開催されると思いますのでエントリーしましょう!

話はそれましたが、仮眠して待っていると一向に車が動く気配がありません。

この時すでに4時は超えていたと思います。

おかしいな?と思い車から出てみると

「前に車全然おらんやん!!」

僕の二台前の車の人が完全に熟睡していたようです(笑)

マジか?笑

速攻でゲート前に行ってみるとすでに1番船は出発間近というタイミングです。

これはヤバい!

と思いながらボウズ逃れでサビキ釣りをする為にアミエビ購入。

「おーい!アミエビ忘れてるよ!」

焦り過ぎて買ったアミエビをレジで忘れて呼び止められるというパプニングです(笑)

受付を済ませて船着場までダッシュ!

船を待っていると夜明けを迎えて次第に明るくなりだしています。

朝1番、朝まずめの時合いにブリがあちこちのポイントで上がっているので、遅く行くと釣れる可能性がどんどん下がってしまうんです。

船着場ではブリロマンを求めたアングラーが長蛇の列をなし、一回で全員乗ることは不可能。

これから土日に行かれる方は深夜12時ぐらいから待つ方がいいかもしれませんね。

バイクや自転車、徒歩で来れる方は問題ないですけど(笑)

ポイントは2番と3番の間

武庫川一文字2番
僕は武庫川一文字に行く時、大抵2番か3番を利用しています。

理由として船が2番方面から6番方面に周ることが多く、6番まで行くと結構時間がかかるんです。

船に乗っている時間が長ければ、それだけ朝まずめのチャンスを逃してしまう事に繋がるのでできるだけルアーをキャストする時間を確保したいですね!

日によって釣果の場所ムラが多少ありますが、回遊魚なので一定の場所にいるということは考えられません。
ベイトによって変わってきますが、どこの場所でも満遍なく釣れるということを覚えておくといいですよ。

僕はロッドにはリールを装着し、ラインをガイドに通した状態でロッドベルトで固定し、スナップにルアーをつければすぐに始められるようにしてあります。

出来るだけルアーをキャストして魚と出会う確率をあげましょう!

この日は3番でおり、2番よりの外向きの梯子が空いていたので場所を確保。

準備を整えてキャスト開始!

ツバスがヒット

風が少し強い中、信頼しているメタルジグを70メートルほどキャストし、一度ボトムまでフォールさせてから、しゃくり上げてきます。

表層までジグが見えてきたので回収しようとすると何やら魚の群れが追いかけてきました!

表層でなんとブリの小さい版、ツバスがダブルヒット!

武庫一ツバス

抜きあげる途中で一匹バレてしまい、上がってきたのは25センチほどの可愛いツバスでした!

周りは誰も釣れていない中でのツバスの反応だったので

「もしかして今日のヒットカラーなのか?」

そう思っていた矢先、次のキャストで何やらとんでもない引きを経験することになります。

巨大ブリとの格闘

50メートルほどルアーをキャストしボトムまで落として2、3回しゃくった時でした。

「ドスン!」

とした衝撃と共に、今まで経験したことのない引きが襲います!

「ヤバい!これブリかっかたのちゃうか?」

そう思った瞬間、ドラグからPEラインがもの凄い勢いで出て行きます!

制御できずにいるとなんとラインが

170メートル~180メートル出ていたことに気付きスプールの底が丸見えの状態に!

「これは無理かもしれん!」

ドラグを閉めて対応するも、ロッドがへし折れるのではないというぐらいティップがグングン曲がり、支えることで精一杯でした!

原因は僕がブリの引きを完全に舐めていたことですね(笑)

今まで、タチウオをメインにサゴシ、サワラ、ハマチなどの魚は何度もかけたことがあり、やり取りも長くて2分ぐらいでキャッチ出来ていたので、

「ブリといってもコイの80アップとかそのぐらいの引きやから大丈夫やろ!」

と勝手に思っていました。

その中で選択したロッドは

シーバスタックルのミディアムロッド。
リールは2500番。
ラインはPEの1.5号

という選択でした。

その結果完全にパワー負けして長い間やり取りすることを余技なくされることとなります。

PEラインをいつも使っている1号より太くしていたことがせめてもの救いでした。

ブリは左右にかなり走る魚なので、混雑している武庫一では万事休す!

30メートルぐらいの範囲で左右に動き回ってしまい、皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。

他のアングラーがキャストしているメタルジグに何回も絡まりながらブリとの格闘は続きます。

もし、PEライン同士がお祭りして結ばれてしまえば、そこでブリを釣りあがることは出来なくなりますからね。

周りの方もキャストをせずその場で待って頂けたので非常に助かりました。

一度絡まったジグをほどいている最中に急に軽くなったので

「あっ!バレてもうた!」

と思うようなことがありましたが、なんとかついてましたね(笑)

絡まっている最中に進行方向を変えたようです。

そんなやり取りが続いて30分。

腕の筋肉が限界に

30分ほどたった所でロッドを支えている右腕に乳酸がたまり限界となります。

鉄棒にずっとぶら下がっていてもうダメだという感じです(笑)

このままだとロッドを離してしまいそうだったので

近くでずっとサポートしてくれていた方に少しの時間変わって頂きました!

その方はカジキマグロを釣り上げたことのある経験者で大物とのやり取りには慣れているようです。

2500番リールのドラグをしめて、ゴリ巻きでブリを寄せてきます。

「このドラグ壊れてませんか?」

最初のファーストランの時にドラグの部品が吹っ飛んでいったようで、完全に壊れたリールでやり取りしていました。

ハンドルもガタガタになっており、スプールは今までのやり取りで熱を持ち、かなりヤバい状態です。

剛性感のあるリールでないとブリクラスともなれば、破壊するぐらいのパワーを持っています。
リールのメンテナンスは日頃からしておく方がいいですね。

「このままではリールが壊れる!」

この時一刻も早く、釣り上げることが先決だということになり、ラインブレイクする覚悟で一気に寄せてきます。

やっとの思いで水面に顔を出したブリはメータ級の大物。

内心巨大なエイかなと思っていたので安心しましたね(笑)

101cmの巨大ブリが釣れた!

武庫川一文字の岸際まで寄せてきたものの、ここで最後の抵抗をみせるブリ。

右にどんどん走り、なかなかネットでランディングさせてくれません。

途中PEラインがブリの体に巻き付いてラインブレイクするのではないかとヒヤヒヤしました。

そんなやり取りを続けていると武庫川渡船のスタッフの方の撮影が入り、僕が動画に出演することに!

ブリとの格闘するとこんなことになるというのが伝わったかと思います。

最後はネット一つでは大きすぎて入り切らず、左右からダブルネットで無事にランディング!

メーターオーバーブリ

計測すると101センチ、7.5キロの巨大ブリでした!

巨大ブリ

全身の震えが止まらなかったです。

ファイト時間は40分〜50分程度かかりました(汗)

一日後も釣ったことを思い出したら手が震えましたからね(笑)

ヒットルアーはジグパラスローの30g

カラーはゼブライワシでした。

ブルーとグローの組み合わせです。

前日にもこのメタルジグでメーター級のブリが釣れていたようで、青物にもグローは有効なんですね。
タチウオだけかと思っていました。

ジグのフックはガッチリと2本フッキングされていたのでバレることはなかったです。

フッキング

ジクパラスローの標準で突いてるフックは割と太くて丈夫なので変更しなくても問題ありません。

一方、青物で実績に高いジャッカルのメタルバイブレーション「ビッグバッカー」やジクパラブレードはフックが細く、ブリクラスの強烈な引きだと伸ばされてバレてしまう原因となります。

せっかくかけたブリを逃がさない為にも、フックは強度の高い太いものに交換しておくことをおすすめします。

【タックルデータ】
ロッド:シマノ ディアルーナ XR S906M
リール:ダイワ 11フリームス2500
PEライン:ラパラ ラピノヴァX マルチゲーム 1.5号
ショックリーダー:シーガー R18 フロロリミテッド 20ポンド

よくこのタックルで取れたなと思いましたね。

完全にタチウオワインド用ですよ(笑)

ブリともなれば、ライトショアジギングではなくショアジギング用の強力なタックルでないと対等にやり取り出来ないことを身をもって体感しました!

最低でもロッドはシマノのコルトスナイパー
リールは4000番クラスでないと安心できません。

幸い武庫一は沖で根掛かりすることは少ないのでシーバスタックルでもファイト時間をかければゲット出来ます。

しかし、周りの方の迷惑になってしまうので、できればショアジギのタックルで挑みたい所ですね。

かなり高額なのでなかなか手が出せる金額ではありませんが…

それに気合いを入れ過ぎるとかえって釣れなくなるというジンクス的なこともあります(笑)

その後は外道の40アップのフグ、シマフグがヒット!
シマフグ
始めて釣りましたが、今の武庫一ではよく釣れているようです。

ウイニングルアーのジグパラのフックがボロボロになっていたので、歯がめちゃくちゃ鋭い。

ネットもベタベタになっていたので、できれば釣りたくないですね(笑)
ランディングした後、リーダーも切られてしまいました。

食べれば普通に美味しいようですが、フグの毒は非常に危険なので、素人では捌くことはできません。

もし釣れても調理師免許をもった方以外はリリースするのが賢明ですね。

夕方までいるつもりでしたが、ブリとの一連のやり取りで披露困憊。

お昼すぎに納竿としました。

家に帰ってからはぶりを捌くのに悪戦苦闘!

なんせこんなにデカい魚がまな板の上には乗りきりません(笑)

なんとか3枚におろし、刺身や唐揚げ、焼き魚にしたりしてみましたが、どれも今一つ。

最後にブリしゃぶにしてみたら絶品でした!

ブリしゃぶ

めちゃくちゃ美味しい!

寒ブリとようにたっぷりと脂が乗っている旬ではありませんが、自分で釣り上げたブリは最高でしたね!

ライトショアジギングでブリ動画

今回、ブリを釣り上げだ様子を動画で撮影していました。

テンパってしまいカメラの向きが少し傾いてしまいましたが、なかなか臨場感と迫力のあるブリとのファイトシーンが撮れたので満足しています。

STELLA PLANET(ステラプラネット)というYouTubeチャンネル名なのでよろしくお願いします♪

最後に

ブリを釣ろうと思えば、船や九州地方の長崎、大分にいけばショアから釣れる可能性というのはかなり上がります。

それを大阪湾の堤防から釣るなると可能性はものすごく下がってしまいますが、近場でメートル級のブリが釣れるというは非常に魅力がありますよね。

僕はわずかな確率で奇跡的にヒットしたわけですが、何回も通うと絶対とは言いきれなくてもチャンスはものすごく増えます。

今はまだブリの回遊継続中です。

いつ釣れなくなってもおかしくないので、ブリロマンを求めて岸和田一文字、武庫川一文字に釣行されてみてはいかかでしょうか?

僕もあともう一回は行こうかな(笑)

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