太刀魚の生態と動画!タチウオを釣る前に知っておくべきこと3選
2016/09/16
こんにちは、ハジメです。
太刀魚ってどんな魚なのか?生態や習性を釣る前に知っておくことが釣果にも大きく影響します。
僕自身、幼いころに父親と太刀魚釣り始めて行った時は何もわからずボウズでした(笑)
父親も太刀魚釣りに関して何も知らないとなると当然の結果です。
それ以来釣り雑誌等で勉強し、釣れるようになりました。
まずは太刀魚という魚について解説していきますね。
太刀魚ってどんな魚?
太刀魚は字のごとく刀のような長い形をしていることから名付けられたようです。
海外では『サーベルフィッシュ』『リボンフィッシュ』と呼ばれています。
また地域によっては『ヘアテイル』と呼ばれており、太刀魚の尾が長くて髪の毛のような形をしているのが理由なんだそうです。
人によって目の付け所が違いますね!
世界中の海に生息しており、大きなもので全長2メートル、体重が5キロ。
波止から釣れるサイズは70センチから150センチ程度が多いです。
1メートルを超えるサイズは『ドラゴンタチウオ』と呼ばれており、釣り人の中でこのサイズを釣れば自慢できます(笑)
また太刀魚の胴体の太さで大きさを表すこともあり、指3本、指4本といいます。人によって多少手の大きさは違いますが、指5本サイズともなれば、めちゃくちゃデカいです!
刺身にすればすごく美味しいですよ!
また体は銀色をしていますが、これはグアニンという成分でうろこの代わりになる物質。
ほとんどの魚にあるうろこがないので、料理の下ごしらえも簡単で便利です。
1点、注意するポイントは歯が非常に鋭いということ。
まるでカッターのように鋭いので少し触れただけで大変なことになります!
特に釣れてからハリを外すときが要注意です!
僕自身何回か指が切れて釣りを続行するのが困難になったことがありました。
太刀魚をガッチリ挟めるワニグリックのようなものでしっかりと挟んで取るようにしてくださいね。
太刀魚は夜行性の魚
太刀魚は日中、海の深場におり、夕方から夜にかけてエサとなる小魚(主にイワシ)を求めて岸近くの浅い所に寄ってくる習性があります。
そのタイミングを狙って釣るというわけです。時間にすると17時から19時ですね。
この時間に時合と呼ばれる、太刀魚が一番釣れるボーナスタイムに突入します。
朝方6時頃も時合がくるのですが、夕方の時合の方が長いので、太刀魚を狙うなら夕方からがベストです。
海のギャング
太刀魚は鋭い歯で他の魚を追いかけて捕食することから海のギャングと呼ばれています。
シャチやウツボと同じですね。
太刀魚を釣るとたまにしっぽが切れているものがいます。
これはしっぽをエサと勘違いした太刀魚によってかじられたということ!
時たま胴体しかないのもいたりするので恐怖ですよ!
太刀魚の動画
実際に太刀魚が泳いでいる動画を紹介します。
立った状態で泳いでいますね。
水族館で撮影されたものですが、群れをつくって優雅です。
こちらは水中カメラの映像です。
水中ライトに集まってきたイワシなどのベイトフィッシュ(エサ)を求めて活性が高い状態です。
カメラに何度もアタックしてきています。
活性の高い太刀魚は一発で針ががりしますが、逆に活性低い時はエサを軽くかじる程度で針ががりしにくいです。
特にウキ釣りでキビナゴをエサをした釣りではウキが沈んでもしっかりタイミングを見るのが難しいですね。
これが太刀魚ウキ釣りの醍醐味でもあります。
まとめ
太刀魚は夜行性の魚であり、歯が鋭いので注意すること。
重要なポイントは夕方の17時~19時の太刀魚が釣れる時間帯より前に釣り場に入ることです。
早めに行って場所を確保しておかないと人気の釣り場では釣る場所がないことが…
僕がよく行く武庫川一文字は太刀魚シーズンではお昼の2時頃から入場制限がかかることもあります。
実際にそこまで車で行って渡船屋さんに断られた苦い経験も(笑)
余裕を持って釣り場に行き、太刀魚釣りを楽しみましょう!
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